パプアニューギニアは南緯0−14度、東経141−160度に位置し、ニューギニア島の東側半分を占めます。
ニューギニア島の西側半分はインドネシア領イリアン・ジャヤ州です。
地形
パプアニューギニアは山の多い地形より成り立ちます。国土面積は日本より若干広い462,840平方キロで人口は約519万人です。
歴史
パプアニューギニアにおいて人類の生存は3万年前に遡るとされます。
ヨーロッパ人の最初の渡来は1512年のポルトガル探検家、その後、オランダの探検家の渡来と続きました。
ニューギニアの名前は16世紀、かれら探検家によりアフリカとの類似により名付られました。
19世紀後半、ニューギニア島は、オランダの西(イリアン・ジャヤ)、ドイツの北(ニューギニア)そしてイギリスの南(パプア)に3分割にされました。
1905年にオーストラリアが英領パプアを引継ぎ、又第一次世界大戦の結果、ドイツ領ニューギニアも合わせ併合しました。
1975年にパプアニューギニアは英連邦の一員としてオーストラリアから独立しました。
言語
パプアニューギニアは800以上の言語をもちます。しかしながら公用語は英語であり学校、政府機関又ビジネス言語として広く使用されています。
英語の他、パプア地区ではモツ語、ニューギニア地区ではピジン語が広範囲に使われます。
自然・環境
パプアニューギニアは、厚い熱帯雨林、平坦な草地、マングローブの林、沼地そして多くの火山島より成りたつ熱帯国(トロピカル・カントリー)であります。 又数百キロを遡れる大河であるセピック川とフライ川に代表される多くの河川を持ちます。
又パプアニューギニアは、9000種以上の植物、250種の動物、700種以上の鳥の宝庫でもあります。そのなかには世界の43の極楽鳥種のうちの38種、又世界でも類を見ない多種の蘭が含まれます。(世界の蘭の3分の2がPNG原産とされます)
交通・通信
険しい山地の多い国土の為、航空機と船舶が主な交通手段であり首都ポートモレスビーにおいても他の主要各都市への長距離道路網は整備されていません。
しかしながら、現在北ニューギニアの太平洋沿岸都市のマダン及びラエから高地(ハイランド)各地を結ぶ長距離道路網は整備されています。
船舶による各沿岸諸都市を結ぶ商業海上輸送は盛んであります。
航空輸送はナショナル・フラッグであるニューギニア航空が成田、シンガポール、マニラ、ホニアラ、オーストラリアの各都市を結び就航中です。
現在、パプアニューギニアの首都ポートモレスビーへ向かう成田からの直行便は毎土曜日の21:05に成田第二ターミナルから出発しております。
詳しくは、ニューギニア航空東京支社へお問い合わせ下さい。Air Niugini ,Japan office
司法制度
オーストラリアの司法制度に準じ、いわゆる英国司法制度をルーツとします。然しながらパプアニューギニア独自の伝統・慣習法も取り上げられ、それらは主に各地域の基礎制度に関係する土地所有、資源開発等に関する法律に影響を与えます。
裁判
各ケースレベルでの裁判所があります。
小さな民事、刑事、慣習法に関する事柄を扱う略式裁判は地方・村裁判所でおこなわれます。
高額でない罰則金や短期服役に該当する訴訟は地方裁判所で扱われ、それら以上のケース及び下位裁判所の判決への不服控訴は国家裁判所で扱われます。
最高裁判所がもっとも高位の裁判所で、最終裁判所とし下位裁判所の判決の不服控訴を取り扱い、憲法規定の解釈に関し唯一の判決を下しえる裁判所であります。
パプアニューギニアにおいて陪審員制度はありません。
概要
| 正式名称 | パプアニューギニア |
| 政治形態 | 109議席の一院制議会を持つ立憲君主国家 |
| 国家元首 | 英国女王を国家元首とし総督により代行される (現在の総督)パウリアス・マタネ卿) |
| 国家行政長 | 首相(現在の首相:マイケル・ソマレ卿) |
| 国土面積 | 462,840 平方キロメーター |
| 人口 | 6,187,000人 ( 2006 推定) |
| 首都 | ポートモレスビー |
| 言語 | 英語(公用語)、ピジン・モツ語(主要地域語) |
| 通貨 | キナ=100 トヤ |
| 換算率(2009年2月27日現在) | 1キナ K =U$0.3345、\32.58, A$0.5165, ポンド 0.2408 |
| 気候 | 熱帯性気候 |
| 宗教 | キリスト教 |